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好 き と は 真 逆 で

第2章 忘れられない夜

美咲「こんな立派に成長されちゃ気付かないよ」





急に懐かしくなり、彼の頬を両手で包む





美咲「そう思うとちょっと似てるかも」




あの日のことを思い出して、つい微笑んじゃう




そうだ、あの日もこうやって



下から私の事見つめてたんだっけ



あの時は可愛かったです

小さくて幼くて。




陽向太「俺が告白したの忘れてないですか?」





ムスッと不機嫌になる陽向太くん




わ、忘れてました




美咲「...ごめん」


また脈が早くなって


顔が暑いです




陽向太「嫌です、許しません」




怒らせてしまいました...






美咲「......陽向太くん?」





私の耳横で壁に肘も一緒に腕をついたからか




さっきより顔の距離がグッと近くなった。











美咲「あ、あの...「しー」








ダメ...近すぎるよ







陽向太くんの息遣いさえ伝わってくる






熱い、熱いです









美咲「ひな...っ/////」














________ちゅ




水の音しかしなくなったシャワールームに



小さなリップ音が響く






一瞬だったけど、私...キスされちゃった











目を開けると、さっきとは角度を変える陽向太くん









そして今度は甘噛みするように触れた





さっきよりも、大きいリップ音がして



一緒に心臓もドクンと反応する









もう一度角度を変えて同じキス






それをもう一度、もう一度と






ゆっくり何度も繰り返される...









再び目を開けると、熱っぽい彼の瞳に見つめられる







そしてまたゆっくりと唇に近づいてきて




今度は私の下唇を軽くかんで優しくゆっくり引っ張る







まるで、口開けて と言ってるみたいに。







そして、










美咲「ん......////」







僅かな隙間から陽向太くんの舌が入ってきた











初めての感覚に頭が回らないです////



















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