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好 き と は 真 逆 で

第2章 忘れられない夜

美咲「はぁ.....ん///」













どんどん激しさを増すこのキスに






自分から聞いたこともない声が漏れる












恥ずかしい....









最初はぎこちなかった舌使いも、






今はお互いを求めるように口の中で絡み合う









キスってこんなにも不思議な感覚になるものなんだ






胸が締め付けられて、









もっと、もっと...って欲してしまう感覚












美咲「っはぁ...ひな、た...くん///」






息が苦しくなって、彼を呼ぶけど







全然辞めてくれない。









美咲「ぷはぁ...はぁ、まって」






なんとか頑張って彼の唇から離れた









肩が上下するほど



息が荒い私...。









美咲「ぁ...///」









休憩する暇もなく今度は首筋を下から舐めあげられる









美咲「...んぁ、ダメ///」







気持ちよすぎて、力が抜けそうな私





陽向太くんの肩に置いてる私の指には既にもう入らない








美咲「スト....ップ、ぁあ...ストップ///」









そう言って最後の力を振り絞って


彼の肩をポンポン叩いた。











美咲「はぁ、はぁ...力が、抜けそうなの///」



陽向太「ご、ごめん //」








やっとわかってもらえた。








陽向太くんはシャワーの水を止めて、




シャワールームから出たところにある洗面台に






私を乗せる。












美咲「陽向太くんの、バカ」





陽向太「ごめん、なさい」





私の手を握って心細く下を向く彼。











美咲「私のファーストキス.....全種類奪うなんて、

......そんなの、ずるいよ」









私が言い終わると、


陽向太くんは今度は嬉しそうに笑ってます






そしておでこ同士を合わせた




美咲「......バカ」




陽向太「うん」














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