
記憶色フレア
第1章 告白
しゃがんで窓を開ける映司先輩。その向こうには…
「にゃあ」
「ミエコ〜」
…ミエコ?
「え?ミエコ…って」
「ん?この子の名前だよー。
俺が勝手につけたんだけどね」
え…ミエコ…って、
映司先輩の彼女…??
「え、え? …ツンデレ…?」
「あれ、知ってるの?
ミエコすんごいツンデレだよ。
近所で遭遇しても全然かまってくれないのにさぁ、 こうやって部屋に来る時は超甘えたなの
可愛いでしょー?」
ミエコを抱き上げる映司先輩…
そういうことだったのか…!!
いつも映司先輩が撮る写真の猫は、まさにこの…ミエコだ。
じゃあ、人間の彼女は…?
「映司先輩…彼女いるって噂たってるの知ってます…?」
「あー。知ってる。ミエコでしょ?(笑)
俺がこの子の話してたら、誰かが彼女のことだって勘違いしたんじゃん?名前も人間ぽいしね」
ミエコに水とカリカリを出しながら、映司先輩が続ける。
「でもそれでいーの。
その方がよく知らない女の子、近寄ってこないし。 ミエコが俺のこと守ってくれてんだ」
そう…彼女がいるって噂がたつ前は、結構見知らぬ女の子に告白されてたらしい。
モテ男だ…
「千絵ちゃん、皆にバラす?本当のこと」
「え… い、言うわけないじゃないですか!」
「なんで?」
「なんでって…」
今さっき、映司先輩が「ミエコが俺のこと守ってくれてる」って言ったから…
今のまま、守り続けた方がいいんだろうなって…思うけど…
「にゃあ」
「ミエコ〜」
…ミエコ?
「え?ミエコ…って」
「ん?この子の名前だよー。
俺が勝手につけたんだけどね」
え…ミエコ…って、
映司先輩の彼女…??
「え、え? …ツンデレ…?」
「あれ、知ってるの?
ミエコすんごいツンデレだよ。
近所で遭遇しても全然かまってくれないのにさぁ、 こうやって部屋に来る時は超甘えたなの
可愛いでしょー?」
ミエコを抱き上げる映司先輩…
そういうことだったのか…!!
いつも映司先輩が撮る写真の猫は、まさにこの…ミエコだ。
じゃあ、人間の彼女は…?
「映司先輩…彼女いるって噂たってるの知ってます…?」
「あー。知ってる。ミエコでしょ?(笑)
俺がこの子の話してたら、誰かが彼女のことだって勘違いしたんじゃん?名前も人間ぽいしね」
ミエコに水とカリカリを出しながら、映司先輩が続ける。
「でもそれでいーの。
その方がよく知らない女の子、近寄ってこないし。 ミエコが俺のこと守ってくれてんだ」
そう…彼女がいるって噂がたつ前は、結構見知らぬ女の子に告白されてたらしい。
モテ男だ…
「千絵ちゃん、皆にバラす?本当のこと」
「え… い、言うわけないじゃないですか!」
「なんで?」
「なんでって…」
今さっき、映司先輩が「ミエコが俺のこと守ってくれてる」って言ったから…
今のまま、守り続けた方がいいんだろうなって…思うけど…
