
記憶色フレア
第1章 告白
「映司先輩…」
「…ごめんね、引かれたかな」
「そんな…っ」
「千絵ちゃんが嫌だったら、ちゃんと離すから安心して」
いつもの優しい笑顔で、繋いだ両手を縦に2回振って、離す先輩…
「……っ」
その仕草が、なんだかすごく切なくて…
「!!」
気づいたら、映司先輩に抱きついてた。
「千絵ちゃん…」
「嫌じゃないですっ…
そんなに想ってもらえてるなんて…嬉しい…」
「……」
「映司先輩のものに……して…」
映司先輩が唾を飲み込む…
私……
「…千絵……」
吐息交じりに名前を呼ばれて、映司先輩の顔を見る。
かつてないほどに映司先輩が近い…
顔が熱くなる…
「えいじ…せんぱい…」
「…映司って呼んで」
親指で頬を撫でられて、痺れる感じがして…
「……映、司…」
「……もう1回」
「…えいじ……」
「もっと」
「映司……っ」
「…っ」
名前を何度も呼ぶと、唇にキス。
私…映司先輩とキスしてる………の………?
「千絵…」
「…ごめんね、引かれたかな」
「そんな…っ」
「千絵ちゃんが嫌だったら、ちゃんと離すから安心して」
いつもの優しい笑顔で、繋いだ両手を縦に2回振って、離す先輩…
「……っ」
その仕草が、なんだかすごく切なくて…
「!!」
気づいたら、映司先輩に抱きついてた。
「千絵ちゃん…」
「嫌じゃないですっ…
そんなに想ってもらえてるなんて…嬉しい…」
「……」
「映司先輩のものに……して…」
映司先輩が唾を飲み込む…
私……
「…千絵……」
吐息交じりに名前を呼ばれて、映司先輩の顔を見る。
かつてないほどに映司先輩が近い…
顔が熱くなる…
「えいじ…せんぱい…」
「…映司って呼んで」
親指で頬を撫でられて、痺れる感じがして…
「……映、司…」
「……もう1回」
「…えいじ……」
「もっと」
「映司……っ」
「…っ」
名前を何度も呼ぶと、唇にキス。
私…映司先輩とキスしてる………の………?
「千絵…」
