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君の囚われた能力

第1章 第1章 やっと見つけた

その人はどんな職に就いて
誰と結婚して何人の子供ができて…とか。

何歳で死ぬかまではわからないけど。
でもいい能力だとは思ってるかな。」

私「へえ~。それはかなりいい能力ですね!
羨ましいです(・∀・)

ちなみに私の未来はどうなってるんですか?
ワクワク」


男「うん、君はね~…
まあ平々凡々かな。」

私「それで私はどんなイケメンと結婚できるんですか!?
子供は何人だろう。
早く教えてくださいよ~!」


男「まあ今の仕事は辞めて専業主婦になってる感じだよ。
イケメンではない旦那さんだけど、子供もいるよ。」


私「イケメンじゃないのか~。
まあ結婚は中身が大事ですよね!
子供もいるのか~、よかった。
でも専業主婦なんだね。
落ちついたらまた仕事したいけどな~。」

(って、まだ交際人数0人で経験もないけど
何人目の方と結婚するんだろう…。
気になるけど、そんなこと聞いたら
私が処女だってバレちゃうし…。)



男は、そんな私を見て

男「今、彼氏いないよね?
俺と付き合う?笑」

私「い、や、で、す!
あなたみたいなチャラくて、初対面の女の子に手を出す人は嫌いです!」


男「初対面かあ…。
まあ、そうだねっ。」

男は私から目をそらし口ごもる。

私「??」



男「 忘れてたけど、手枷足枷外しとくね。
おにぎりと玉子焼きとお茶しかないけど
ここに置いておくから好きな時に食べてね。
トイレとシャワーもこの部屋についてるから。
服はそこのクローゼットにあるよ。

じゃあ、お姫様。おやすみ」

と言って、私のあたまをポンポンと撫でて
早々に部屋を出て行く。


ガチャン。

(あ、鍵閉められた。

まあいいや。
最初、扱いひどいと思ったけど
ご飯食べて、シャワーして寝よ。)



おにぎりを食べ、玉子焼きを食べる。

(あ~この玉子焼き、私好みだ。
ていうか懐かしい味…。
どこで食べたんだっけ~。)



そしてシャワーを浴び終わり
脱衣所でバスタオルを巻いて
クローゼットに向かうと、


私「えっ何この服?!
ラ、ランジェリー?って言うんだっけ?
えー、これしかないのぉ?」


(こんなセクシーな服ってか下着で
誰かに会いたくもないし…
どうしよ…。

着てた服また着るのは嫌だけど
しょうがないかあ。)


そう思い、さっき服を脱いだ脱衣所に行くと

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