伯爵様と奥様の、愛し愛する性生活
第1章 Ⅰ
ネグリジェが鎖骨の方まで捲り上げられ、胸が直接外気に触れる。
涼しい空気に触れ、全身の肌がヒクヒクと震えた。
アイリスの両胸の先端は、熟した実のように赤く染まり、見る人に食べて欲しいとばかりにツンと膨れ上がっている。
エドガーの硬い指先が、その赤い実を楽しげにいじくる。
コリコリッと親指と人差し指で挟んだり、そっと指の腹で撫でたり……。
「ぁんっ、ふ……っエドガ…さま…っんぅ」
「お前の肌はどこも美味そうだ…。ここの実は特に、俺に食べて欲しそうに誘ってる」
言いながら、エドガーはぷっくり膨らんだ先端をそっと口に含む。
「あぁ……っ」
アイリスは腰をぐんっと仰け反らせ、たまらない快感を感じた。
乳首を口に含まれただけなのに、全身を彼の熱い口の中に包み込まれたような感覚になる。
片方をぷちゅぷちゅ、としゃぶられながら、もう一方は指先でカリカリッと遊ばれる。
「んっ、はぁ……ふぅ…んっ……!」
腰がびくびくと震えてしまう。
先端の刺激が高まるたびに、下半身の奥がズン、と重くなった。