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【new】淋しがり屋のドロップス

第2章 行方不明にご注意

「ギャッッッッッッッ」
「………はっ」
「ちょ、夜空」

直ぐにズボンを上げ僕は急いで部屋に入って部屋中の鍵を締め切りベッドに潜り込んだ。

心臓が羽上がりすぎて痛い。おまけに擦られた場所もヒリヒリしてとても痛かった。

パニックを起こした頭のなかは数時間覚醒して言うことを聞いてくれなかったけど、
暗い布団のなかで落ち着くのを待った。
今、自分の身に起こった全てを振り返ろう。

日向は何をしようとしてた?
僕にキスをして、アソコを擦ってどうしようとしてたの?
分からない。兄弟の新しい遊びなの?
何?全く分からない。

その後、何度か部屋をノックされたけど、何も整理ができず無視をした。

冷静になって一つだけ、

何か家族が怖い。

何処かしら、皆血が繋がってるから似てるし、皆の顔を思い出すだけで、あの暴力的な印象がこびりついて体が震えるんだ。

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