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私にオチンチンがくっついたら……。

第1章 貰ったもの

 だれもいない。
 
 モニュ、モニュ……。
 
 なんだか、キモチい。モニュモニュが止まらない。
 
 モニュ、モニュ……。
 
 芯が入ったように、それはグンッと背伸びをした。
 
 モニュ、モニュ……。
 
 なんだかキモチい。モニュ、モニュ……。
 
『お、おい、おまえ、そんなにイジイジすると、ワシ……』
 
 パンツが窮屈になった。
 
『くうううっ、た、た、た、痛あああっ……』
 
 きゃあ……。痛あい。お腹の皮がこれでもかっていう引っ張られるような痛み。だけど、モニュモニュは止まらない。 
 
 モニュ、モニュ……。
 
『あ、ああ、おお……』
 
 身体がビクビクンと跳ねる。
 
「ん、やあ、ンン……」
 
 自分の変な声に慌てる。
 
 モニュ、モニュ……。
 
 モニュ、モニュ……。
 
「な、何、これ? いっ、痛っ! こっ、これどうしたらいいの?」
 
 お腹の皮がどんどん引きつる。そこにどんどん重さを増す。ギュウっとそこが背伸びをする。
 

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