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西寺の展覧会とパーティーが行われる会場はホテルの一室に決まっていた。
ホテルのロビーは参加者が集まって来ていた。
名刺交換に余念がない。
「西寺さん」
「これはこれは齋藤ご夫妻よくおいで下さいました」
西寺は笑顔で握手をした。
ふたりは古くからの付き合いだった。
「なのかさんは遅れてきます」
「そうですか　僕ここで待ちますよ　中で待っていて下さい」

「わかりました」
ふたりはパーティー会場に入っていた。

遅れてなのかが入って来た。
「遅れてごめんなさい」
「おお小板橋さん素敵なセクシーなドレス似合ってるね」
なのかは黒いセクシーなミニのドレスを身にまとっていた。スリットが入った黒のミニはひときわセクシーだ。深いスリットで 美脚が際立っている。
「素晴らしいドレスを貸していただいて」

齋藤夫人から贈られた者は着れなかったが
西寺の知り合いの業者から安く借りれたのだ。