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魅せられて

第2章 魅力

西寺はなのかの手を引くと出席者になのかを会わせていった。出席者は黒いドレスのセクシーななのかを褒めたたえた。
「西寺社長素敵なモデルを見つけましたな」
「本当にお美しい」
「社長にぴったりな人ですな」
西寺社長は独身で なのかのことを若い恋人と見ているようだった。

「なのかさん絵の前に座ってくれるかな」
西寺が言う。なのかはうなずいた。
なのかを描いた裸婦画を集めた場所で
その前にタイトでミニドレスを着たなのかが座った。
スリットミニから太ももが艶かしく映える。
一同はワインを飲みながらなのかの美しさを褒めたたえた。
「いやー素晴らしいモデルさんですな」
「絵も素晴らしい」

パーティーも終わりになり齋藤夫人が壇上に上がった。
「今日の素晴らしい会を開く事が出来たのは西寺社長と
素晴らしいモデル小板橋なのかさんのおかげです
ふたりに拍手を 」
西寺社長となのかは頭を下げた。
「私は小板橋なのかさんという素晴らしいモデルを得た上に
今回の様な素晴らしいパーティーを開けたのも齋藤夫妻のお陰です。
齋藤夫妻にも暖かい拍手を   」
西寺社長が言った。
「そしてこの素晴らしいモデルなのかさんにも拍手を」
「そう、素晴らしい!こんな素晴らしいモデルはそうはいない」
誰からともなく、拍手をする音が聞こえて、それが全員に伝わっていった。

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