
魅せられて
第1章 依頼
次の日業務終了後「なのかさん」
なのかは社長夫人に呼びとめられた。
「昨日の話モデルやってみない?」
「モデルですか」
「向こうの社長さんがね貴女の事を気に入ってね」
なのかの画像を見せたという。
「ええ 勝手にそんな」
「うちの得意先でね 断れないのよ」
「会うだけでいいから」
オフィスビルを出ると強引に連れてこられた。
西寺物産の控え室。
「小板橋なのかさん」
なのかは頭を下げながら立ち上がった
白いサマーセーターが映える。清楚な感じだ。
「こちらは西寺洋介様 西寺物産の社長さんよ」
「よろしく」
「よろしくおねがいします」
「かわいらしい女性ですねえ 素敵な方だ」
西寺社長は言った。顔は整ってる方。柔和な顔立ち
温厚そうだ。なのかは少し安心した。
「いえいえそんな」
なのかは自分に向けられた賛辞に白い頬を少しばかり赤くした。
「この方が私のモデルになって下さるんですね」
「そうです」
齋藤夫人は頷く。
いつの間にか なのかがモデルをする話になっていた
断れそうにも無い。
「それから、モデルのお礼だけども、」
西寺社長が言った。
「こちらで決めていいわね」
齋藤夫人が取りなすように言う。
「おまかせします」
「あ、私素人なんでそんなに期待しないで下さい」
なのかは言った。
「まあ、慣れないでしょうから気楽に。じゃ、そういうことで」
「はい。よろしくお願いします」
なのかは頭を下げた。
なのかは社長夫人に呼びとめられた。
「昨日の話モデルやってみない?」
「モデルですか」
「向こうの社長さんがね貴女の事を気に入ってね」
なのかの画像を見せたという。
「ええ 勝手にそんな」
「うちの得意先でね 断れないのよ」
「会うだけでいいから」
オフィスビルを出ると強引に連れてこられた。
西寺物産の控え室。
「小板橋なのかさん」
なのかは頭を下げながら立ち上がった
白いサマーセーターが映える。清楚な感じだ。
「こちらは西寺洋介様 西寺物産の社長さんよ」
「よろしく」
「よろしくおねがいします」
「かわいらしい女性ですねえ 素敵な方だ」
西寺社長は言った。顔は整ってる方。柔和な顔立ち
温厚そうだ。なのかは少し安心した。
「いえいえそんな」
なのかは自分に向けられた賛辞に白い頬を少しばかり赤くした。
「この方が私のモデルになって下さるんですね」
「そうです」
齋藤夫人は頷く。
いつの間にか なのかがモデルをする話になっていた
断れそうにも無い。
「それから、モデルのお礼だけども、」
西寺社長が言った。
「こちらで決めていいわね」
齋藤夫人が取りなすように言う。
「おまかせします」
「あ、私素人なんでそんなに期待しないで下さい」
なのかは言った。
「まあ、慣れないでしょうから気楽に。じゃ、そういうことで」
「はい。よろしくお願いします」
なのかは頭を下げた。
