『それはインキュバスが教えてくれた。』第2章「イラストの中で……。」　9ページ

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それはインキュバスが教えてくれた。

第2章イラストの中で……。

　あ……。
　
　膝にロミオの腕が掛けられる。それが、引かれるようにわたしの脚がＭ字に開かれる。スッと冷たい空気がわたしのソコに当たる。
　
「ロミオ……こんな格好、恥ずかしいわ」
　
「ふふふっ……」
　
　ロミオは、わたしのソコをまるで手のひらで丸いものを転がすようにクルクルと滑らせる。その下でわたしの柔らかな茂みがクルクルとよれてくすぐったい。手のひらが当たる部分がクチャクチャと粘りのある音を立てる。
　
　自分の手ではない不思議さ。
　
　キモチいいところに当たりそうで当たらないもどかしさ。
　
　だけど、不思議な充実感。と、まだ中学生なのに、という罪悪感。
　
「ああ、ロミオ……」
　
　ぷちゅ……。
　
　ロミオの指がわたしの柔らかな場所を這う。お腹の方からお尻の方に、そしてお尻の方からお腹の方へロミオの繊細な指が行き来する。その手のひらはやがてポンポンと軽くソコを叩き始める。