僕はアノ音を聞いてしまった。
第1章 聞いてしまった。
――叔母さんのオシッコの音……。
叔母の遠山マサミ(とおやままさみ)が用を足す音だ。
淳也は喉を鳴らして生唾を飲んだ。
パンツの中のペニスは、まるで芯が入ったかのようにグンと背伸びをして痛かった。
音は、カラカラから、ザアァという高い場所から打ち付けるような水音に変わる。
不意に手洗いの扉が開いた。よほど暑かったのかマサミの小さな富士額に玉のような汗が浮んでいる。頬をピンク色に染めた叔母の姿に慌てた。
淳也は身体を翻した。手洗いの正面にある淳也が寝泊まりしているリビングルームに駆け込もうとする。
「淳也くん……何やってるの!」
甲高い叔母の声が淳也を制止した。
叔母の遠山マサミ(とおやままさみ)が用を足す音だ。
淳也は喉を鳴らして生唾を飲んだ。
パンツの中のペニスは、まるで芯が入ったかのようにグンと背伸びをして痛かった。
音は、カラカラから、ザアァという高い場所から打ち付けるような水音に変わる。
不意に手洗いの扉が開いた。よほど暑かったのかマサミの小さな富士額に玉のような汗が浮んでいる。頬をピンク色に染めた叔母の姿に慌てた。
淳也は身体を翻した。手洗いの正面にある淳也が寝泊まりしているリビングルームに駆け込もうとする。
「淳也くん……何やってるの!」
甲高い叔母の声が淳也を制止した。