僕はアノ音を聞いてしまった。
第2章 マサミ叔母さん
「えっ、そっ、それは……」
マサミの唇がへの字に歪んでいた。
淳也は祖母の初盆ということもあって、母親と帰郷していたが、盆が明けてからも彼だけが寝泊まりしている。祖父も数年前に亡くなっていた。その子供たちは独立して、今はマサミだけが住んでいる。つまり、ひとつの屋根の下に淳也はマサミと二人だけということだ。
それが叔母とはいえ……。
「だけどさあ、真面目に見えるけど、そんな変な趣味があるのね。淳也くん?」
十七歳の淳也は東京で有名な私立高校に通っていた。
「え、あ、あの……」
が、女性が嫌いな訳ではなかった。
身長が一七五センチの淳也は、マサミから視線を落とす。
メロンのように丸い胸の膨らみが彼女のTシャツの生地を押し上げており、襟ぐりからは白い半分に切った水蜜桃を二つ並べたような谷間が伺えた。
マサミの唇がへの字に歪んでいた。
淳也は祖母の初盆ということもあって、母親と帰郷していたが、盆が明けてからも彼だけが寝泊まりしている。祖父も数年前に亡くなっていた。その子供たちは独立して、今はマサミだけが住んでいる。つまり、ひとつの屋根の下に淳也はマサミと二人だけということだ。
それが叔母とはいえ……。
「だけどさあ、真面目に見えるけど、そんな変な趣味があるのね。淳也くん?」
十七歳の淳也は東京で有名な私立高校に通っていた。
「え、あ、あの……」
が、女性が嫌いな訳ではなかった。
身長が一七五センチの淳也は、マサミから視線を落とす。
メロンのように丸い胸の膨らみが彼女のTシャツの生地を押し上げており、襟ぐりからは白い半分に切った水蜜桃を二つ並べたような谷間が伺えた。