僕はアノ音を聞いてしまった。
第2章 マサミ叔母さん
「……してる? 反省……」
と、マサミの顔が更に険しくなる。
言葉が見付からなかった。
疑うような笑みを含んだマサミの目が淳也に突き刺さる。耳たぶまで熱を帯びるような気がする。
心臓が今にも破裂しそうなくらいに脈を打っていた。
「淳也くん……」
マサミの唇が耳元に近づいて囁いた。それは少し前の甲高いものではなく、ナイショ話をする時のように声帯が震えないくらいの呼吸だけの声だ。ふわっとした彼女の息が淳也に耳たぶをくすぐる。いつの間にか空気が抜けた風船のようになっていたペニスが再びグンと背伸びをして痛かった。
マサミが続ける。
「見たい、私の……?」
――えっ?
耳たぶにマサミの体温を感じていた。彼女の汗と甘い化粧品の匂いがふわっと鼻孔をくすぐる。
と、マサミの顔が更に険しくなる。
言葉が見付からなかった。
疑うような笑みを含んだマサミの目が淳也に突き刺さる。耳たぶまで熱を帯びるような気がする。
心臓が今にも破裂しそうなくらいに脈を打っていた。
「淳也くん……」
マサミの唇が耳元に近づいて囁いた。それは少し前の甲高いものではなく、ナイショ話をする時のように声帯が震えないくらいの呼吸だけの声だ。ふわっとした彼女の息が淳也に耳たぶをくすぐる。いつの間にか空気が抜けた風船のようになっていたペニスが再びグンと背伸びをして痛かった。
マサミが続ける。
「見たい、私の……?」
――えっ?
耳たぶにマサミの体温を感じていた。彼女の汗と甘い化粧品の匂いがふわっと鼻孔をくすぐる。