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　　　　　　　　　１５

　そして、そして、おじさまは、わたしの、いちばん敏感なところを舐めはじめたのです。
　わたしは、思わず、
　「アーッ」
　と、叫んでしまいました。
　それまでとは、比べものにならないくらいの、気持ちよさなのです。
　わたしは、おじさまの手を、ギュッと握り、頭を振り続け、
　「おじさま
　　おじさま」
　と、涙声で、叫んでいたように思います。
　といいますのは、もう自分がなにを言っているのかさえ、わからなくなるくらい、気持ちよかったからです。
　こんなに気持ちいいのは、生まれてはじめてです。
　わたしのあそこの上のほうで、ポチッと可愛く顔をのぞかせているところを中心に、優しく優しく舐め続けてくださいます。
　わたしは、気持ちよくて気持ちよくて、ほんとに泣きはじめました。
　それなのに、おじさまは、舐めるのをやめません。
　わたしは、声をあげて泣きました。
　「もう
　　もう」
　と、叫んでもいました。
　ほんとは、おじさま、と叫びたかったのですが、
　「もう
　　もう」
　と、短くしか叫べないのです。
　舐めてくださるのが、どのくらい続いたのでしょうか。
　それも、よくわかりません。
　わたしは、おじさまが、導いてくださる、素晴らしい性の世界のなかで、嬉しさと、あまりの気持ちよさに、ただもう泣きながら、ながくながく漂っていたからです。