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愛ってほんとにいいものですね

第1章 愛ってほんとにいいものですね

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 それから、いろいろと、そしてたくさん話しました。
 「もう
  1時間も
  たってしまいましたね
  ごめんなさい」
 「いえ
  急いではないんです
  さっきは
  その…」
 「私が
  どんな人間か
  わからなかったからですね」
 「はい
  あっ
  いえ」
 「あはは」
 と、大きな声で、お笑いになりました。
 なんと、それから2時間も話しました。
 そして、わたしが、次の日曜日に、おじさまの家に遊びに行くことになりました。
 おじさまは、塾を経営なさっていて、ご自宅はその二階でした。
 「こんにちは」
 「いらっしゃい
  よく来てくれましたね」
 「おじゃまします
  わぁ
  すごい本」
 「読みたい本があったら
  どれでも
  持ってかえっていいですよ」
 「はい
  あとでみてみます」
 おじさまは、わたしが訪ねたことを、ほんとに喜んでくださいました。

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