インターセックス
第6章 人生初のキッスは、同性だった。
すばるの話を聞きながら勉強机に向かっているが気が散って、なかなか勉強がはかどらない。
気がつくと外は、すっかり暗くなっていた。
「で、今日の休み時間に、田中さんが転んでパンツ丸見え、もうおかしくって」
心の中で「おまえもだろ。パンツ見えてんのは」
大笑いするすばるに少し苛ついていた。
「ねえ、やめてくれる。そう言う話。明日、中間テストなんだけど」
「じゃあ、武田君の話しなんだけど……」
「ふざけんなよ! 勉強、全然進まないじゃない。お前、もう帰れ!」
いいかげん頭にきてしまった私は、つい強い口調で言ってしまった。
すると、すばるがシクシク泣き出した。
「ごめんなさい、もう邪魔しません。でも私の事嫌いにならないで」
私は、「なにも泣く事ないだろう?」と思いながら、困惑した。
「あー、ちょっと言い過ぎた。ごめん、ちょっとイライラしちゃって。ごめんね、すばるちゃん」
慰めようと、すばるの脇に座り肩に手を添えた。
その時だ。思わぬ行動に出たすばる。
「大好きです。夏音がいなかったら生きて行けない。私と付き合ってください」
すばるが私に抱きついてきた。
「えー! はぁ…… 付き合うと言いますと…… あの、何と言うか、LGBTとかの世界ですかね?」
「夏音先輩! 大好きです! キスして!」
すばるが私を潤んだ目で見上げてくる。
すばるの抱きしめる手がきつくなり、思わず私は、のけぞる。
更にすばるが口を突き出してくる。
「えっ、だめ、私そう言うのだめ……」
困惑した私は、ちょっとパニック状態だった。
どうしよう。ちょっとだけだったらいいかな?
葛藤する私にすばるの尖った口がぐいぐい近寄る。
「あぁっ、だめ、だめだっつうのに…… ちょっとだけにして」
気がつくと外は、すっかり暗くなっていた。
「で、今日の休み時間に、田中さんが転んでパンツ丸見え、もうおかしくって」
心の中で「おまえもだろ。パンツ見えてんのは」
大笑いするすばるに少し苛ついていた。
「ねえ、やめてくれる。そう言う話。明日、中間テストなんだけど」
「じゃあ、武田君の話しなんだけど……」
「ふざけんなよ! 勉強、全然進まないじゃない。お前、もう帰れ!」
いいかげん頭にきてしまった私は、つい強い口調で言ってしまった。
すると、すばるがシクシク泣き出した。
「ごめんなさい、もう邪魔しません。でも私の事嫌いにならないで」
私は、「なにも泣く事ないだろう?」と思いながら、困惑した。
「あー、ちょっと言い過ぎた。ごめん、ちょっとイライラしちゃって。ごめんね、すばるちゃん」
慰めようと、すばるの脇に座り肩に手を添えた。
その時だ。思わぬ行動に出たすばる。
「大好きです。夏音がいなかったら生きて行けない。私と付き合ってください」
すばるが私に抱きついてきた。
「えー! はぁ…… 付き合うと言いますと…… あの、何と言うか、LGBTとかの世界ですかね?」
「夏音先輩! 大好きです! キスして!」
すばるが私を潤んだ目で見上げてくる。
すばるの抱きしめる手がきつくなり、思わず私は、のけぞる。
更にすばるが口を突き出してくる。
「えっ、だめ、私そう言うのだめ……」
困惑した私は、ちょっとパニック状態だった。
どうしよう。ちょっとだけだったらいいかな?
葛藤する私にすばるの尖った口がぐいぐい近寄る。
「あぁっ、だめ、だめだっつうのに…… ちょっとだけにして」