インターセックス
第13章 親友
その日は、学校に着いてからは、川崎さんは、まるで前からの知り合いのように親しく話しかけてきた。
「ねえ、夏音ちゃん。私のこと『川崎さん』じゃなくて『ゆい』って呼んでよ」
「はあ、いいんですか? ゆいさんで。何か知り合ったばかりなのに」
「いいじゃん。『ゆい』でいいよ。『さん』なんてつけなくても、もう友達じゃん」
そうだ。これからは、積極的に友達を作っていくんだった。
少し嬉しくなった。友達ってこう言う事なのか。
こうして、その日の授業は、2学期の初日ともあり早めに授業が終わった。
「じゃあ、駅前のデパート行こう。水着買いに」
「あのーゆいちゃん。水着一応見るだけで、買うのは、ちょっと」
「ああ、そうね。見てから決めよう。とにかく行こう」
何だか、ゆいちゃんの方が嬉しそうに張り切ってる。
隆一も隣の席で私達の話を笑顔で聞いている。
「隆一も、ついてくる?」一応誘ってみた。
「いいね。水着。川谷さんの水着見てー!」
隆一が少し調子づいている。
「ちょっと、何想像してんのさ。変態!」私は、少し呆れて言う。
「いいじゃん。ぜってーついてく」
「あ~あ、男ってどうしてこうなのかね。こいつだけ? ねえ、ゆいちゃん」
「そうね、男は、皆こうよ。言葉に出すか出さないかの違いね。でも、夏音の水着姿は、私も見たいけど」
「水着代、俺がだしてやろうか? バイトで少し余裕あるから」
「結構です。バイト代なら私も持ってるし」
「えー、せっかく選んでやろうと思ったのに」
「何さっきから言ってんのよ。あんたに見せるわけねーだろ。変態オヤジ」
「オヤジじゃねーし」
「じゃあ、ジジイか?」
「あのーちょっと口悪くなってんですけど、さっきから」ゆいが苦笑いしながら口挟む。
何だか、いつの間にかテンションが高くなっていた。
「まあ、いいや。早く行こう」
「ねえ、夏音ちゃん。私のこと『川崎さん』じゃなくて『ゆい』って呼んでよ」
「はあ、いいんですか? ゆいさんで。何か知り合ったばかりなのに」
「いいじゃん。『ゆい』でいいよ。『さん』なんてつけなくても、もう友達じゃん」
そうだ。これからは、積極的に友達を作っていくんだった。
少し嬉しくなった。友達ってこう言う事なのか。
こうして、その日の授業は、2学期の初日ともあり早めに授業が終わった。
「じゃあ、駅前のデパート行こう。水着買いに」
「あのーゆいちゃん。水着一応見るだけで、買うのは、ちょっと」
「ああ、そうね。見てから決めよう。とにかく行こう」
何だか、ゆいちゃんの方が嬉しそうに張り切ってる。
隆一も隣の席で私達の話を笑顔で聞いている。
「隆一も、ついてくる?」一応誘ってみた。
「いいね。水着。川谷さんの水着見てー!」
隆一が少し調子づいている。
「ちょっと、何想像してんのさ。変態!」私は、少し呆れて言う。
「いいじゃん。ぜってーついてく」
「あ~あ、男ってどうしてこうなのかね。こいつだけ? ねえ、ゆいちゃん」
「そうね、男は、皆こうよ。言葉に出すか出さないかの違いね。でも、夏音の水着姿は、私も見たいけど」
「水着代、俺がだしてやろうか? バイトで少し余裕あるから」
「結構です。バイト代なら私も持ってるし」
「えー、せっかく選んでやろうと思ったのに」
「何さっきから言ってんのよ。あんたに見せるわけねーだろ。変態オヤジ」
「オヤジじゃねーし」
「じゃあ、ジジイか?」
「あのーちょっと口悪くなってんですけど、さっきから」ゆいが苦笑いしながら口挟む。
何だか、いつの間にかテンションが高くなっていた。
「まあ、いいや。早く行こう」