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インターセックス

第13章 親友

 女子更衣室に入ると中は、大変な混雑。
更衣室の奥には、カーテンで仕切られた脱衣所があるが人が大勢順番待ちをしている。
空いているロッカーを見つけるゆい。
私達は、その後ろに只々ついていくだけ。
空きロッカーを見つけるとゆいが荷物を床に置く。
「さあ、着替えましょ」
「えっ、ここで?」
ゆいは、もうどんどん脱ぎ始めてる。
「ここで着替えちゃうんですか?」
「ああ、だって混んでるじゃん。平気よ皆ここで着替えてるし」
確かに、周りを見ると公衆浴場さながらに前も隠さず皆平気で着替えてる。
ゆいは、当たり前のようにさっとパンツを下ろす。
まばゆいばかりの股間が見える。
そこは、無草地帯。綺麗に整地されている。
ゆいが私を見ながら
「どうしたの? 早く着替えなよ」
無理、そんな皆さんの前で見せられる物じゃ無いし絶対秘密だから。
「あのー、ゆいのそこ、剃ってるの?」
「あーこれ? 永久脱毛。夏音は、どうしてるの?」
「はあ、一応処理は、してきましたけど……」
すばるが気を利かせて大きめのバスタオルを出して広げる。
「かのんさん。これで私が隠しますから、大丈夫です」
「ありがと。すばる」
「なによ、恥ずかしいの? 大丈夫よ皆、平気だし」ゆいは、平気で着替えている。
そりゃ、平気でしょ。皆さん同じ物もってるから。でもね、私のを見られたらそりゃ大騒ぎよ。
ここは、パニックになるわ。そう思っていた。
 ここは、すばるの協力で無事に着替えを済ませた。

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