インターセックス
第1章 性転の霹靂
ブティックに入ると若い店員がすぐに近寄ってきた。茶髪だが清楚で可愛らしい店員だった。
「いらっしゃいませ」
「俺は、こういう所入った事ねーんだ」竜崎は、少し照れているように見えた。
僕は、正直言って何をどう選べば良いのかまったくわからない。竜崎を見上げ、
「少し恥ずかし……」
男子であることが知れたらどうしようと言う羞恥心が湧いてきた。
「まあ、いいや。お前、何も言うな。店員に任せておけ。いいな」
僕は、頷くしかなかった。
「可愛いお嬢さんですね」
「俺はよぅ、こういう所苦手でさ。適当に、こいつに似合った服選んでくれ」
「かしこまりました」
店員は、僕に目線を合わせるよう屈む。
「どんなお洋服が好みかな?」
「わかんない」
本当にわからなかった。
「じゃあ、お姉さんにまかせて」
しばらく店員に言われるままに試着した。店員は、次々に可愛らしい洋服を持ってくる。
数着の服を試着した所で一番似合うという服をコディネートしてもらう。
「さあこれで完璧よ」
店員が靴を持ってきた。その靴を履いて鏡の前に立つと別人の僕が居た。
もうすでについさっきまでアパートに引きこもっていた僕の姿は、そこに無い。
すっかり美少女になった自分が鏡に写っている。
僕の心は、鏡の中の自分に吸い込まれてしまった。
生きてきて今までに感じたことのない恍惚感のような幸せに心が締め付けられた。
「すごい、可愛い! これ本当に僕なの?」
竜崎も僕の姿を見て驚いている。
「すげーな。超かわいいじゃん。お前、本当に男なのか?」
店員が驚く。
「えーっ、女の子じゃ無いんですか。嘘でしょ。ちょっと胸も膨らんでるし」
竜崎も顔がほころんでいる。
「これ、全部会計して。古い服、捨てていいから」
店員、驚きが止まらない。
「あのー写メ撮っていいですか?」
僕は、鏡の前でクルクル回りながら自分の姿を見ている。
「これ、僕なの」
店員は、スマホで僕の写メを撮っている。
「あのーインスタにアップしてもいいですか?」
竜崎に聞く店員。
「ああ、いいよ」
「いらっしゃいませ」
「俺は、こういう所入った事ねーんだ」竜崎は、少し照れているように見えた。
僕は、正直言って何をどう選べば良いのかまったくわからない。竜崎を見上げ、
「少し恥ずかし……」
男子であることが知れたらどうしようと言う羞恥心が湧いてきた。
「まあ、いいや。お前、何も言うな。店員に任せておけ。いいな」
僕は、頷くしかなかった。
「可愛いお嬢さんですね」
「俺はよぅ、こういう所苦手でさ。適当に、こいつに似合った服選んでくれ」
「かしこまりました」
店員は、僕に目線を合わせるよう屈む。
「どんなお洋服が好みかな?」
「わかんない」
本当にわからなかった。
「じゃあ、お姉さんにまかせて」
しばらく店員に言われるままに試着した。店員は、次々に可愛らしい洋服を持ってくる。
数着の服を試着した所で一番似合うという服をコディネートしてもらう。
「さあこれで完璧よ」
店員が靴を持ってきた。その靴を履いて鏡の前に立つと別人の僕が居た。
もうすでについさっきまでアパートに引きこもっていた僕の姿は、そこに無い。
すっかり美少女になった自分が鏡に写っている。
僕の心は、鏡の中の自分に吸い込まれてしまった。
生きてきて今までに感じたことのない恍惚感のような幸せに心が締め付けられた。
「すごい、可愛い! これ本当に僕なの?」
竜崎も僕の姿を見て驚いている。
「すげーな。超かわいいじゃん。お前、本当に男なのか?」
店員が驚く。
「えーっ、女の子じゃ無いんですか。嘘でしょ。ちょっと胸も膨らんでるし」
竜崎も顔がほころんでいる。
「これ、全部会計して。古い服、捨てていいから」
店員、驚きが止まらない。
「あのー写メ撮っていいですか?」
僕は、鏡の前でクルクル回りながら自分の姿を見ている。
「これ、僕なの」
店員は、スマホで僕の写メを撮っている。
「あのーインスタにアップしてもいいですか?」
竜崎に聞く店員。
「ああ、いいよ」