逆ハー戦隊シャドウファイブ
第2章 2 歓迎会
「まあ、そんなこと言われたら悪い気はしないだろうけど、桃香ちゃんと結婚するつもりだったんでしょ?」
「ええ、そうなんですけど」
「なんでバシッと断らないかなあ」
「それが……。前にキラキラ怪人が現れたじゃないですか」
「ああ、うん。あいつもなかなか強敵だったよなあ」
「眩しいったらなかったよな」
もう怪人の出現も、さっき倒したスライミー怪人で5体目だ。
以前、キラキラ怪人が現れたときだった。後輩の吉田麻衣が帰宅途中、その怪人に襲われそうになったと会社でみんなと話していた。
「もう、すっごい怖かったんです。目の前がすっごい眩しくって、もうちょっとで麻衣連れていかれそうになっちゃって」
話にしか聞いていないがキラキラ怪人は全身を鏡や反射板やスパンコールで埋め尽くされていて眩しく直視できないらしい。
怪人の出現により、社会人ではあるがなるべく集団で帰宅するようにと会社からお達しが出る。彼と後輩は同じ方向に家があった。
キラキラ怪人が倒されるまでに2週間。その間にはもう中村達也と吉田麻衣には気持ちを通じ合うに十分な時間があったようだ。
「ええ、そうなんですけど」
「なんでバシッと断らないかなあ」
「それが……。前にキラキラ怪人が現れたじゃないですか」
「ああ、うん。あいつもなかなか強敵だったよなあ」
「眩しいったらなかったよな」
もう怪人の出現も、さっき倒したスライミー怪人で5体目だ。
以前、キラキラ怪人が現れたときだった。後輩の吉田麻衣が帰宅途中、その怪人に襲われそうになったと会社でみんなと話していた。
「もう、すっごい怖かったんです。目の前がすっごい眩しくって、もうちょっとで麻衣連れていかれそうになっちゃって」
話にしか聞いていないがキラキラ怪人は全身を鏡や反射板やスパンコールで埋め尽くされていて眩しく直視できないらしい。
怪人の出現により、社会人ではあるがなるべく集団で帰宅するようにと会社からお達しが出る。彼と後輩は同じ方向に家があった。
キラキラ怪人が倒されるまでに2週間。その間にはもう中村達也と吉田麻衣には気持ちを通じ合うに十分な時間があったようだ。