逆ハー戦隊シャドウファイブ
第2章 2 歓迎会
シャドウファイブのメンバーはみんなモテモテだろうに恋人もいないようで、世界の平和を守ってくれている。私も失恋でへこんでられないなと頑張ろうと思い、ふっと素朴な疑問がわき、質問した。
「どうして皆さんはシャドウファイブになったんですか? 設備とか武器とかとても素人で用意できるものじゃないですよねえ」
スライミー怪人を倒した強力なウォッシャー液は、とても市販のものじゃ無理だと思う。さらに環境に何の影響も与えないという素晴らしいエコアイテムだ。キラキラ怪人を倒した武器はまたまた強力な煙幕だったらしい。
5人は顔を見合わせる。なにか重大な秘密に触れるような気がして私は緊張した。
「俺たちはみんなここで生まれ育って小さなころから気が合っててさ。将来の夢はもちろんヒーローだったんだ。」
シャドウファイブのメンバーはみんな成績もよく、身体能力も高いいわゆる神童で、外国の有名大学を卒業したのち、某国で研究開発をしていた。
「みんな揃ってですか??」
「うん。気が良く合ってたんだよ。俺たち6人」
「6?」
「あ……」
黄雅さんがしまったという顔をする。赤斗さんが肩を叩き続きを話す。
「そう6人だったんだ。でも研究所で大爆発があってね……」
「一番のリーダーだった奴が……」
はっきり言わないがとろい私にもわかる。きっとその事故で亡くなったのだ。
「しかも色々裏があってね。もう嫌になって、みんなで地元に帰って家業を継ごうってことにしたんだ」
「しばらくはそのまま店の仕事してたんだけどさ。半年くらいすると怪人が現れ始めたんだ」
「ああ。あの、すっごい臭いって言われてた怪人ですよね」
「うん。腐臭マンね。あれはマジでやばかったよなー。臭い」
「そうそう。生ごみときつい香水が混じったようなさあ」
初めて現れた怪人は『腐臭マン』と呼ばれ、町の至る所に悪臭を残し、人々に吐き気を催した。
「どうして皆さんはシャドウファイブになったんですか? 設備とか武器とかとても素人で用意できるものじゃないですよねえ」
スライミー怪人を倒した強力なウォッシャー液は、とても市販のものじゃ無理だと思う。さらに環境に何の影響も与えないという素晴らしいエコアイテムだ。キラキラ怪人を倒した武器はまたまた強力な煙幕だったらしい。
5人は顔を見合わせる。なにか重大な秘密に触れるような気がして私は緊張した。
「俺たちはみんなここで生まれ育って小さなころから気が合っててさ。将来の夢はもちろんヒーローだったんだ。」
シャドウファイブのメンバーはみんな成績もよく、身体能力も高いいわゆる神童で、外国の有名大学を卒業したのち、某国で研究開発をしていた。
「みんな揃ってですか??」
「うん。気が良く合ってたんだよ。俺たち6人」
「6?」
「あ……」
黄雅さんがしまったという顔をする。赤斗さんが肩を叩き続きを話す。
「そう6人だったんだ。でも研究所で大爆発があってね……」
「一番のリーダーだった奴が……」
はっきり言わないがとろい私にもわかる。きっとその事故で亡くなったのだ。
「しかも色々裏があってね。もう嫌になって、みんなで地元に帰って家業を継ごうってことにしたんだ」
「しばらくはそのまま店の仕事してたんだけどさ。半年くらいすると怪人が現れ始めたんだ」
「ああ。あの、すっごい臭いって言われてた怪人ですよね」
「うん。腐臭マンね。あれはマジでやばかったよなー。臭い」
「そうそう。生ごみときつい香水が混じったようなさあ」
初めて現れた怪人は『腐臭マン』と呼ばれ、町の至る所に悪臭を残し、人々に吐き気を催した。