逆ハー戦隊シャドウファイブ
第4章 4 初出動!
発進され、人通りのない道をしばらく抜け、目的地に向かう途中でレッドシャドウが合流する。到着するころには、ちゃんと全員揃っていた。
ブルーシャドウが目ざとく怪人をスポーツクラブの駐車場で発見する。
「たぶん、あれだ」
「ん? あの大男か?」
「今回はやけにシンプルだな」
「うーん。スポーツクラブに通ってる人じゃないよねえ」
確かに一般人に見えないこともない。ただ遠目からでもわかるガタイの良いムッキムキの、胸も肩も腕も膨れ上がった上半身が裸で、下半身だけぴったりとしたメタリックな金色のタイツなのだ。
「バカンスでたまにいたよなあ」
「ああ、確かに」
海外暮らしの長かったシャドウファイブは、この明らかにおかしいと思える格好に、あまり不信感を抱かない。私は思わず「あんな格好の人は日本じゃ絶対変です!」と叫んでいた。
「え、そうなの?」
「はい! 絶対、怪人か、やばい人なのでお巡りさん呼ばなきゃ!」
「じゃ、いこうか」
ブルーシャドウが目ざとく怪人をスポーツクラブの駐車場で発見する。
「たぶん、あれだ」
「ん? あの大男か?」
「今回はやけにシンプルだな」
「うーん。スポーツクラブに通ってる人じゃないよねえ」
確かに一般人に見えないこともない。ただ遠目からでもわかるガタイの良いムッキムキの、胸も肩も腕も膨れ上がった上半身が裸で、下半身だけぴったりとしたメタリックな金色のタイツなのだ。
「バカンスでたまにいたよなあ」
「ああ、確かに」
海外暮らしの長かったシャドウファイブは、この明らかにおかしいと思える格好に、あまり不信感を抱かない。私は思わず「あんな格好の人は日本じゃ絶対変です!」と叫んでいた。
「え、そうなの?」
「はい! 絶対、怪人か、やばい人なのでお巡りさん呼ばなきゃ!」
「じゃ、いこうか」