逆ハー戦隊シャドウファイブ
第4章 4 初出動!
――転んで足をさすっているおじいさんの目の前に、全身黒づくめの男が現れ「若返りたいですか?」と尋ねてくる。
「そりゃあ、昔はマッチョでモテモテじゃったからの」
「じゃあ、これをあげましょう」
「ん?」
男はすっとおじいさんの首の後ろに、何かちくっとしたものを差す。
「いてっ、なんじゃあ?」
そう思った瞬間、おじいさんの身体は瞬く間に若返り、筋肉が増量したそうだ。
「それからのことは覚えておらん」
「男の特徴は?」
「うーん。逆光で顔は分からなかったし体形もとくに普通っぽいし」
「そうですか。家まで送りましょうか?」
「いやっ! 平気じゃ! 明日からちょっとこのスポーツクラブにでも通って鍛え直すかの!」
おじいさんは目標を見つけたと言わんばかりに、元気よく帰っていった。
「そりゃあ、昔はマッチョでモテモテじゃったからの」
「じゃあ、これをあげましょう」
「ん?」
男はすっとおじいさんの首の後ろに、何かちくっとしたものを差す。
「いてっ、なんじゃあ?」
そう思った瞬間、おじいさんの身体は瞬く間に若返り、筋肉が増量したそうだ。
「それからのことは覚えておらん」
「男の特徴は?」
「うーん。逆光で顔は分からなかったし体形もとくに普通っぽいし」
「そうですか。家まで送りましょうか?」
「いやっ! 平気じゃ! 明日からちょっとこのスポーツクラブにでも通って鍛え直すかの!」
おじいさんは目標を見つけたと言わんばかりに、元気よく帰っていった。