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女子高生香織の痴漢列車

第3章 囚われの

「いやぁ、申し訳ない。パンツ使い物にならなくなっちゃうね。でもテープ剥がすのも大変だから」

 そんなことを言いながら恒はパンツに指をかけた。

「お願い、やめて……」

 震える声で懇願する香織。
 しかし、

 ジョキっ、ジョキっ。

 室内に裁断音が二度ほど響いた。

「いひひ、あんなに憧れた香織ちゃんのオマンコ。やっと本物が見れる……」

 恒は気持ちの悪いことを言いながら、パンツを剥ぎ取ってゆく。

「やあぁ……」

 香織は羞恥の声を漏らす。が、恒は止まらない。

「おほー!」

 覆い隠す布が取り払われついに露わになる、赤く熟れた花園を目の前にして、恒が歓喜の声を上げた。顔を近づけているのだろうか。興奮して荒くなった息が何度もかかるのを感じる。
 羞恥心のあまり、香織の目には涙が浮かんだ。

「ぬひひ、ひ、うひひひひ……」

 不気味な笑いを漏らしながら、しげしげと香織の秘部を観察する。

「ちょっと、そんなに見ないでください……」

 香織の消え入りそうな声は届かない。
 恒は彼女の秘部に鼻を近づけてくんくんと嗅いでいる。

「いやっ! ど、どこを嗅いでっ」

「あぁぁ、いいよぉ、エッチな匂いがするなあ」

 やがて、

 ぺろっ。

 なんだか柔らかくて生暖かい感触。

「ひいっ!?」

 恒の舌が香織の割れ目をなぞっていた。乾いていた秘部が唾液でべちゃべちゃに汚れていく。

「ああ、ちょっとすっぱいねぇ。けど、香織ちゃんの味がするよぉ」

「あんっ、やめてっ! そんなとこ、舐めないで……」

「気持ちいい? ねえ、気持ちいい?」

「んっ、別に、気持ちよくなんか……」

 嘘だった。気持ち悪い男にされても心までが満たされることはないが、敏感な箇所への刺激は単なる生理現象としてある種の快感は生む。決して心地よくはないが感じさせられている。そんな状態だった。

「そう、じゃあもっと頑張らないと」

 表面を這いまわっていた恒の舌が香織の中に侵入してくる。にゅるっとした、指とは違う感触。

(気持ち悪いっ)

 そう思いながらも、香織の心拍数は上がっていた。

 じゅるじゅる、じゅるっ!

 わざと水音を立てながら舐めている。
 そんな音を立てても気持ち悪いだけなのに。
 しかし、

「はぁっ……、んんぅっ」

 香織の口からは吐息が漏れ始めていた。

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