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大きな桜の木の下で

第7章 初めて

さとし君に抱っこされたまま

優しくベッドに降ろされた

どうすればいいのかわからず

そのままさとし君の肩に顔を埋めてる…

「翔ちゃん…怖い?」

優しく聞いてくれる

怖くない…けど恥ずかしいから

首を横に振った。

「んふっ、そんなとこで首振られると
くすぐって〜んだけど」

「ごめんなさい」

慌ててさとし君から離れようとしたのに

腰にまわってる腕に強く引き戻された。

なんで?

やっと肩から顔をあげてさとし君を見つめる

「そんな可愛い顔でみるな」

「可愛くてなん…んっ……」

優しいキスで口を塞がれた…

どんどん激しくなる…

あっ、なんか…変…

ドキドキしすぎておかしくなりそう…

思わずさとし君の胸を叩く

「んっ…あんっ…」

キスからやっと解放された

けど…

さとし君が離れちゃう…

寂しくて思わずギュと抱きついた。

「可愛いなぁ〜」

可愛くないって言おうと思ったけど

またキスされそうだから

んっ?て首をかしげた。

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