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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

サンルームで写真立ての飾り付け

翔ちゃんは真っ暗な海が少し怖いみたいだけど

遠くに街の灯りがあるし

漁船が明かりを灯してるのを見て

少し安心したみたい

波の音は心地良いし作業もはかどる

翔ちゃんがある程度飾りを置いて

俺にこれでいいっ?て聞くから

ちょっとだけ手直ししたら

「やっぱり智くんは凄いね〜
あっという間に素敵な写真立てが出来た!」

なんて喜んでくれる

「翔ちゃんが綺麗な飾り集めてくれたからだよ」

チュッと頬にキスをして

「ありがとう智くん」

なんて微笑むから

そのまま押し倒しそうになったけど我慢する

だってここのお風呂も見せなきゃだもんね

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