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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

「翔ちゃんお風呂一緒に入ろ」

こくんと頷くのを確認してお風呂に連れて行く

いつもみたいに脱がせ身体を洗う

いつもなら翔ちゃんに挿れちゃうとこだけど

今日はそれも我慢する

二人で湯船に浸かって明かりを落としたら

翔ちゃんが怖がってギュッと腕に掴まってくる

「翔ちゃん上見て」

恐る恐る上を見上げた翔ちゃんが

すぐに満面の笑み

「智くん凄い!プラネタリウムみたい!」

ガラス張りのドーム型になった天井に

降ってきそうな星空

後ろから抱きしめてたら

「ありがとう智くん」

首を捻って唇にキスをくれた

翔ちゃんが喜んでくれたら俺も嬉しい

二人でそのまま暫く星空を眺めてた

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