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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

「翔ちゃんそろそろ起きようか?」

いやいやと俺の胸に頭を擦り付ける

もう…朝から俺を擽って遊んでるのか?

「ほら翔ちゃん…起きないと朝ごはん来ないよ」

パッと顔を上げて

「ご飯なに?」

なんて子供がわくわくしてる顔

本当に食べるの大好きだな

「何が食べたい?リクエスト出来るよ」

ん〜ってすっごく考えてる

「んふっ…
お薦めはガレットとエッグベネディクトだって」

「何それ?う〜ん両方気になる」

また真剣な顔で考えてる

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