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「翔子…ほんとにわからないの？」

掴まれた手首に更に力が入って痛い…

「ごめんなさい…わからないの
何を怒ってるの？
私が何かしちゃったんだよね…
ごめんなさい…」

「なんで…わからないのに謝るの」

ますます哀しい目

私が智くんにこんな想いさせてる

こんな智くん知らない…怖い…

けど…私のせい…泣きたく無い…

泣きたくなんか無いのに…

泣きたいのはきっと智くんの方なのに

涙が溢れる