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大きな桜の木の下で

第60章 ごめんなさい

「俺は翔子の事…本当に好き…なのに…
翔子…俺だけ…俺だけが…翔子は?
俺の事…好きなの?」

「私も…智くんの事好き…愛してる…
ごめんなさい…これからは気をつけるから
お願い…許して…何でもするから…」

私がちゃんと報告してなかったから…

智くんにこんな想いさせて…

どうしよ…上田さん…私のせいで…

辞めさせられちゃう?

そんなの…やだ…だめ…

いろんな感情がごちゃごちゃと渦巻いて

涙がとまらない…

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