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大きな桜の木の下で

第63章 後悔

「おはようございます坊っちゃん
今日は翔さんは体調でも悪いんですか?」

「うん…ちょっとね
今日は寝かしといてあげて」

「そうですか」

きっともうマヨさんは何か感づいてるよね

なら…昨日の事…相談してみようか…

「マヨさん…俺…昨日翔子に…
酷い事した…翔子には悪くないのに
俺が勝手に怒って…なのに…
翔子は一生懸命謝って…でも…俺は…
そんな翔子を泣かせて…苦しめた…」

「何をそんなに苛立ってたんですか?
会社で嫌な事でもありましたか?」

「いや…会社じゃ無くて…ん…
まぁ会社っちゃあ会社なんだけど…
俺が悪いんだよ…勝手に嫉妬してただけ」

「好きだから嫉妬されたんですね
そんな事翔さんはわかってますよ」

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