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大きな桜の木の下で

第64章 懺悔

「智くん…ご飯…どうする?」

戸惑いながらも健気に聞く翔子

「あっ…食べるよ」

食卓を見れば二人分用意された食器

「翔子…まだ食べてなかったの?
遅くなるから先に食べてって…」

「ごめんなさい…
一緒に食べたかったから」

「そっか…じゃあ着替えてくる
あと少しだけまってて」

翔子の返事に愛おしさが込み上げる

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