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大きな桜の木の下で

第66章 愛おしい

優しくベッドに翔子を下ろす

本当にいいのかと躊躇いながら

見下ろしていた

「智くん…
哀しませるような事してごめんなさい
大好き…私の事…愛してくれる?」

俺の頬に手を伸ばし

愛おしいそうにみつめられる

「翔子…怖がらせてごめんな
愛してるよ…こんな俺でもいいの?」

俺も翔子の頬に手を添えて聞く

「うん…智じゃなきゃやだ…
ねぇ愛してる…きて…」

その言葉に安堵しそっと唇を合わせる

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