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大きな桜の木の下で

第66章 愛おしい

「ちょ…翔子…そんなしなくていいから」

慌てて口から引き抜く

「なんで…気持ちよく無かった?」

瞳が泣きそうに揺れる

「いや…気持ち良かったけど…」

「良かった…智くんがね…
私の…してくれると気持ちいいから…
だから…智くんにもしたら…
気持ちよくなってくれるかなって…」

あぁ…もう…こんなにも健気で

愛おしい翔子に俺は昨夜なんて事…

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