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大きな桜の木の下で

第67章 赦される

「お休み翔子」

「お休み智くん」

軽くキスをして言い合い瞼を閉じる

直ぐに寝息が聞こえだす

「ありがとう翔子」

頬を寄せ呟けば

「ん…さと…すき…」

えっ起きてたの?

見れば慈悲の微笑みを浮かべ眠ってる

いつもなら俺が翔子を抱きしめて眠るが

今日は翔子の胸に顔を埋めて眠りについた

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