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大きな桜の木の下で

第6章 別荘

智Side

「どうだなった?」

「和にぃ、協力してくれるって」

「じゃあ、安心してゆっくりできるな」

「うん…貸し1つって言ってたから
なんかお礼しなきゃ」

うっ、マジか〜あいつに貸し作っちまった〜

こえ〜な〜

まぁ翔ちゃんと一緒にいられるならいいか



翔Side

あれ?さとし君なんか難しい顔してる?

あっ、笑った…

なんか…さとし君の笑った顔…癒やされる〜

「ふふっ」

「んっ?何笑ってんの?」

「さとし君の笑った顔が可愛いんだもん」

「俺笑ってた?
てか可愛いって…一応年上だぞ」

「ごめんなさい…でもその顔好き。
なんか癒される」

「別に怒ってないから、謝るな」

「ごめん…あれっ?ごめん?」

「クックッ 謝るなって言ってんのに〜」

「あれ〜?なんか変?クックッ」

「ヒ〜ッヒッヒッ」

「クッ…アッハッ〜」

なんか可笑しくなってきて

一緒に爆笑しちゃってた。

「あ〜、久々に爆笑したわ〜」

「私も♪」

「笑ったら喉乾かね?何か飲も」

「あっ、頂きます。」

「う〜ん、ビールか水しかねぇな〜
あっ、コーヒーもある。どれにする?」

「じゃあお水で」

「了解。俺はビール飲んでいい?」

「もちろんです。」

「んじゃ、はいどうぞ」

「ありがと。頂きます」

おっ両手でコップ持ってる可愛い♪

「翔ちゃん今日泊まるんだよね」

「…いいですか?…」

「もちろんってか、
もう帰りたいって言っても帰さないよ」

「…帰りたく無いです…」

「ふふっ、じゃあ先にお風呂入っといで
タオルや着替えはこれ使って」

「…はい…ありがと…」

「んっ?どうした?1人で入るの怖い?」

「えっ?怖く無いです」

「じゃあ、一緒に入りたいの?」

「ふぇ?一緒…
そんなの恥ずかしく無理です…」

「反応が可愛いから虐め過ぎちゃった」

「さとし君のいじわる…」

「ごめん。バスルームはここ
シャンプーとか好きに使って」

「ありがと…」

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