人から見れば地獄。ただ僕は幸せだ。
第1章 幼少期
僕にとって妹の存在はなくてはならないものだ。
そして両親からして僕と妹は邪魔な存在でしかなかった。
妹を産んで身軽になった母親は父親と共に家に帰らなくなる。
長い時は1ヶ月いない時がある。
いなくなる時は必ずテーブルの上にお金が置いてある。
1ヶ月いなかった時で1万円だ。
僕はもちろん生きていける。
問題は妹だ。問題だらけだ。
子供なんて育てたことない。子供がどうやってできるかさえ曖昧にしかしらない。
泣き叫ぶ妹。あたふたする僕。
粉ミルクをつくり飲ませる。もちろんげっぷをさせるなんてしらない。
臭い。うんちしてる。オムツを替えないと。
僕の人生初めてのオムツ交換だ。
水分の多く含んだうんちに僕は悪戦苦闘。
手はうんちまみれだ。
知識のない僕は頑張っていたと思う。
泣いたらオムツチェック、ミルクをあげる。
とりあえずそれだけで簡単に泣き止むことを僕は知る。
ある日、粉ミルクがあとわずかなことに気付き節約することになる。
泣いてもすぐにミルクをあげるのではなく、抱っこしたり、いないいないばぁをしたりとあらゆる手段を使って泣きやます。
妹は可愛く笑う。きゃっきゃっする。
僕が今どんなに地獄にいるのか分からないのか。
関係なく妹は笑うのだ。
僕は笑顔をとりもどすことになる。
妹を笑わせることが生きがいとなる。
一緒に笑う僕たちは間違いなく幸せな時を過ごしていた。
粉ミルクがなくなり僕はある行動にでる。
今となってはこの行動のおかげで僕は生きていると思っている。
だが当時の僕はこの行動がいかに軽率なものだったか後悔し、その先何年も悩み続けることになる。
粉ミルクを隣の家にもらいに行ったのだ。
平日の昼間にだ。
そして両親からして僕と妹は邪魔な存在でしかなかった。
妹を産んで身軽になった母親は父親と共に家に帰らなくなる。
長い時は1ヶ月いない時がある。
いなくなる時は必ずテーブルの上にお金が置いてある。
1ヶ月いなかった時で1万円だ。
僕はもちろん生きていける。
問題は妹だ。問題だらけだ。
子供なんて育てたことない。子供がどうやってできるかさえ曖昧にしかしらない。
泣き叫ぶ妹。あたふたする僕。
粉ミルクをつくり飲ませる。もちろんげっぷをさせるなんてしらない。
臭い。うんちしてる。オムツを替えないと。
僕の人生初めてのオムツ交換だ。
水分の多く含んだうんちに僕は悪戦苦闘。
手はうんちまみれだ。
知識のない僕は頑張っていたと思う。
泣いたらオムツチェック、ミルクをあげる。
とりあえずそれだけで簡単に泣き止むことを僕は知る。
ある日、粉ミルクがあとわずかなことに気付き節約することになる。
泣いてもすぐにミルクをあげるのではなく、抱っこしたり、いないいないばぁをしたりとあらゆる手段を使って泣きやます。
妹は可愛く笑う。きゃっきゃっする。
僕が今どんなに地獄にいるのか分からないのか。
関係なく妹は笑うのだ。
僕は笑顔をとりもどすことになる。
妹を笑わせることが生きがいとなる。
一緒に笑う僕たちは間違いなく幸せな時を過ごしていた。
粉ミルクがなくなり僕はある行動にでる。
今となってはこの行動のおかげで僕は生きていると思っている。
だが当時の僕はこの行動がいかに軽率なものだったか後悔し、その先何年も悩み続けることになる。
粉ミルクを隣の家にもらいに行ったのだ。
平日の昼間にだ。