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君がスキ

第2章 ホントのキモチ

潤「翔、あのさ…って大丈夫⁉すごい暗い顔だけど。」

翔「ああいや、なんでも。」

まさか、お前のことで悩んでたなどとはいえない。

潤「あ、そう。…ならいいけど。」

…よかった、気付かなかった。

翔「それで、なんだよ?なんか言いかけただろ?」

潤「あ、うん。…あのさ、今度中間あんじゃん?」

翔「うん、そうだけど。それがなにか?」

潤「俺成績すごい悪くて。…もしよかったら、勉強教えてくんないかなぁ…と。」

翔「俺でいいなら全然教えるけど?」

潤「ほんとっ⁉ありがとう!」

無邪気に喜ぶその姿が可愛くて、不覚にもドキッとしてしまった。だが、一つ疑問があった。

翔「でも、なんで俺なんだよ。二宮とかけっこう成績いいじゃん。」

潤「ああ、にのは相葉に勉強教えるって。」

翔「…そうか。」

…あのバカップル!いや、まだカップルじゃないかもしんないけど!ラブラブしてんじゃねぇよ!


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