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君がスキ

第2章 ホントのキモチ

翔に勉強を教えてもらう。

翔「だから、ここの文法は…。」

潤「なるほど。」

翔の教え方はとてもわかりやすい。今まで勉強なんて楽しくないと思ってたけど、翔に教えてもらうと楽しいような気がしてくる。すげぇな。

そんなこんなでつい夢中になり。
ふと時計を見ると、もう8時だった。

潤「あ、もう8時だ。ごめんね、遅くなっちゃって。」

翔「いいよ、別に。てか、お前がよければ泊まってってもいいけど。」

潤「えっ。俺は全然いいし、嬉しいけど、迷惑だし。翔のお母さんとかも、そろそろ…。」

翔「母さんたちは海外出張中で、しばらく帰って来ない。」

そうなんだ…。
俺の親は人んちに泊まるのは許してくれると思うけど…。

潤「…ほんとに、いいの…?」

翔「いいっつってんだろ。」

潤「…じゃあ、泊まることにする。…えと、そうだ。晩ご飯食べてないよね。なんか、作るよ。何がいい?」

翔「何でもいいよ。」

何でもいいというので、とりあえず冷蔵庫をのぞかせてもらう。
中にあるものだと、カレーが作れそうだった。

潤「じゃあ、カレーでいい?」

翔「ああ。なんか手伝う?」

潤「じゃあ、じゃがいもむいて。」


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