my life
第15章 my life-決別
「和成、ありがとな。付き合ってくれて。」
「探偵ごっこおもしろかったし。千絵ちゃんがあんな子だったって気が付かなかったな。」
「いや、隼人ができたのも千絵の計画だったらしい。」
「はぁ!?マジで?オンナってこえー」
「今日の礼は後日するから、とりあえず、荷物まとめて出て行くか・・・って行き先決まってないんだけど。」
「じゃあしばらくは俺んち来る?部屋空いてるし」
和成の好意をありがたく頂戴し、離婚届を持って千絵の実家に行き、事情を説明。
両親は信じられないような顔をしていたが、動画と音声を提示し、諦めた様子だった。
隼人には仕事は忙しくなるから会う機会が少なくなることを説明した。
もともとそんなに家にいたわけじゃなかったから、隼人も「今とそんなに変わらないじゃん」と言ってくれた。
数日後、千絵から「離婚届を出しに行くので、最後、一緒に提出しにいきませんか」とLINEがきた。
最後だしと思って千絵と待ち合わせした。
「私、とっても悠のことが好きだったの。どんな手段を使ってでも悠と一緒にいたかった。でももっと色んな人にもっと求めてもらいたいって気持ちが大きくなりすぎちゃったせい。本当にごめんなさい。私は実家に帰るから。あの家は悠の名義だし、悠がどうするか決めてね。今までありがとう。」
千絵は綺麗に笑った。
こうして千絵とは・・・終わったはずだった。
「探偵ごっこおもしろかったし。千絵ちゃんがあんな子だったって気が付かなかったな。」
「いや、隼人ができたのも千絵の計画だったらしい。」
「はぁ!?マジで?オンナってこえー」
「今日の礼は後日するから、とりあえず、荷物まとめて出て行くか・・・って行き先決まってないんだけど。」
「じゃあしばらくは俺んち来る?部屋空いてるし」
和成の好意をありがたく頂戴し、離婚届を持って千絵の実家に行き、事情を説明。
両親は信じられないような顔をしていたが、動画と音声を提示し、諦めた様子だった。
隼人には仕事は忙しくなるから会う機会が少なくなることを説明した。
もともとそんなに家にいたわけじゃなかったから、隼人も「今とそんなに変わらないじゃん」と言ってくれた。
数日後、千絵から「離婚届を出しに行くので、最後、一緒に提出しにいきませんか」とLINEがきた。
最後だしと思って千絵と待ち合わせした。
「私、とっても悠のことが好きだったの。どんな手段を使ってでも悠と一緒にいたかった。でももっと色んな人にもっと求めてもらいたいって気持ちが大きくなりすぎちゃったせい。本当にごめんなさい。私は実家に帰るから。あの家は悠の名義だし、悠がどうするか決めてね。今までありがとう。」
千絵は綺麗に笑った。
こうして千絵とは・・・終わったはずだった。