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my life

第18章 my lyfe-マリア

今日の来客予定は少ない。

つっちーにキャッチに行くことを伝えて外へ。

平日に飲む奴なんてそんないないからな。
何人かに声をかけても断られてしまう。

ポケットの中で携帯が震えた。

『こんばんは。今日は私、仕事なんですけど、お店ヒマで。石井さん何してるかなーってLINEしちゃいました。』

マリアからだった。

『お疲れ。平日だしこっちもヒマ。店内落ち着いているからキャッチ中。』

LINEをしているうちに前に言っていたカフェに一緒に行こうという流れになったが、今週こそナツキの友達の送迎があることを思い出し、来週に行く事になった。

『石井さんとお休みの日に会えるなんて嬉しすぎです!楽しみにしていますね!』
『俺も。じゃあ、客もいないし、そろそろ店戻るな。』

店内に戻るとチアキやナツキが客を呼んでくれていたらしく、数名の客がいた。
彩も同伴してきた客の他に客が何組か来店していた。

「石井さーん。遅いですよ。電話しようかと思ったんですけど、するタイミング逃しちゃって・・・。」

泣き顔のつっちーに少し申し訳なくなりつつ働いた。

今週も来週も予定入れてしまった。
彩のこと、少し放って置きすぎかな?と心配しながらオーダーを届けに彩の元へ行くといつもと変わらない笑顔。
今日も可愛いじゃねぇか。

久しぶりに彩の泣き顔見たいそう思ったが、週末は予定が入ってしまったので我慢することにした。

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