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my life

第21章 my lyfe-クリスマス

『おはようございます。仕事ですか?また会いたいだなんて言ったら嫌いになっちゃいますか?』

マリアからだった。
『嫌いになんかならないよ。いつ会う?』

『日曜日はどうですか?』

『午後からならOK』

『やった!どこに行くか決めて待ってますね♡』

彩と過ごすって決めたのに予定が入ってしまった。まだ彩に伝えていないから大丈夫か。


Infinityに出勤すると山崎さんから呼び出しがあった。
何かしでかしたっけ?とドキドキしながら部屋に向かった。

「おーお疲れ。座れよ。そろそろクリスマスだろ。イベントやろうと思ってな。今あるメニューの他に特別メニューを考えようと思うんだ。フードは土屋がある程度考えてくれるからお前は酒担当な。女の子も客も喜びそうなのを考えてほしい。」

「酒ですか。わかりました。」

「あ、それと彩とはどうだ?この前メシ食った時なんか様子おかしかったが。」
「様子ですか?どんなふうに?」

「いや、お前がそう思っていないのなら俺の気のせいなのかもしれないが。ほら、あいつ色々あっただろ。」
「色々・・・そうですね。もちろん大事にしますよ。手放すつもりないんで。」

「ならいいんだ。じゃあ酒、頼んだぞ。」

イベントか。忙しいけど楽しそうだな。
どんな酒にしようか頭を巡らせながら店内に戻った。

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