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my life

第22章 my lyfe-やさしさの欠如

「お~!久しぶり!相変わらず悠はイケメンだな。まだとっかえひっかえ遊んでんの?」
「当たり前だろ!俺を誰だと思ってんだよ。」

そんな会話をしている時に和成が彩に聞こえない様に違う話を振っていたなんて気づきもしなかった。

「最近の武勇伝的なの教えろよ~!」

そうリクエストされれば、酔って気分がいい俺はマリアやナツキとの情事を赤裸々に、冗談を交えて自慢をしてしまった。

「店の女の子に気に入られちゃって。断り続けたんだけど結局ヤったよな。妊娠しないように卵管しばってるって言うからって中出しし放題!」
「うわぁ。さすが悠。いい女引くぅ!他には?」

「他の店の子だけど、気に入られちゃって。剛毛なんだけど顔はかわいいんだよ。うん、ちゃんとおいしく食べた。」
「ひゅう~!鬼畜ぅ~!・・・あ、女の子いるのにこんな話しちゃってごめんね。悠って昔っから遊び人でさ。んっと、和成の彼女さんかな?」

「・・・えっと・・・友だちです。ねっ和成さんっ!」
「うん。そうそう。ってか、悠お前飲みすぎ。もう帰ろう。」
「ぜんぜん酔ってないし。楽しく飲んでるんだからほら、お前も飲めよ。」

そう言って和成と彩のグラスに酒をついで飲ませた。
もう、彩が酒を飲まないとか気にしていなかったんだ。


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