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my life

第22章 my lyfe-やさしさの欠如

LINEだって、電話だって、客と昼間の仕事の業務連絡ばかり。
スケジュール帳をみるといつ寝てるんだって思うほどの過密スケジュール。
ん?年末年始まで仕事してたのか?

他に男を作っているわけじゃなさそうだった。


「ほら、ここにおいで。抱きしめてやるから。」

シャワーから出てきた彩を呼び寄せ俺の前に座らせる。

なかなか俺の顔を見ようとしない彩を強引に引き寄せた。

「お前はさ、こうやってだまって俺に抱かれていればいいんだよ。いい子で家で待ってろよ。」
「・・・はい。」

背中をトントンと叩きながら言い聞かせた。

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