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溺愛メイド

第1章 1

ご主人様の部屋の椅子に向かい合って座り、パフェを食べる。ご主人様も珍しくパフェを食べていた。

「おいしい?これ、隣国のレアモノ。」

「おいしいです!隣国行ってたんですね。」

「そう、疲れたー。」
伸びをしてみせるご主人様。
ラフなご主人様と普通の会話が出来て嬉しい。
食べ終わりかける頃、先に食べてしまっていたご主人様はベッドに倒れ込んでいた。


「お疲れ様ですね」
くたくたそうなご主人様を気遣う。

「うん、ちょっとマッサージしてくれない?」
寝転んだままこちらを見て言う。

「あ、はい!どこしましょう」
立ち上がりご主人様の近くに行く。
マッサージとかあまりしたことないから腕が心配、、、。


「体重かけて腰を押してくれる?ここ。」
言われたところを横から手を添えてギュッと押す。

「あー、全然だめ。体重かかってないでしょ、ちゃんと上に乗って。」

「えっ、し、失礼します、、、」
うつ伏せのご主人様のお尻あたりに馬乗りになる。
やっぱりご主人様の上にメイドが乗るなんてダメな気がする〜

腰に両手を添えてギュッと押す。
「あの、重くないですか、、?」


「全然、もっと押して」

「わかりましたっ!」
これは結構な力仕事だ。
こんなに体重かけて腰押されて痛くないのかな?
相当お疲れなんだね。

疲れたご主人様を労るように丁寧にマッサージを続けた。


「ありがとう、疲れたでしょ。ひなにもやってあげようか?」
ご主人様が起き上がり私はキングサイズのベットに転げ落ちる。

「え、私は大丈夫ですよっ」
ご主人様にマッサージさせるなんて恐れ多い。

「良いから、ほらうつ伏せになって」
何だか上機嫌なご主人様に転がされうつ伏せになる。

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