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溺愛メイド

第1章 1

自室に戻りベッドに飛び込む。
このベッドは私の匂いしかしない。

「ぅうーーー」

枕に顔を埋め、ジタバタする。
ご主人様から離れたのに、お風呂に入ったのに、身体の火照りがおさまらない。

この部屋に来てから刺激的な事がいっぱいだったけど、今回は本当に一線越えてしまった。。。

恋人いたことないのに、えっちしちゃった。
断れないから仕方ないけど、それでも嫌じゃない自分が自分で意外で不思議な気分。


まだ、あそこにご主人様が入ってるみたい。


何でご主人様は私にこんなことをするのかな。
何でご主人様は私をこの部屋に呼んでくれたのかな。


私は世間知らずな子供だから、いきなりご主人様を特別に思ってしまいそう。
だけど、大人で経験豊富そうなご主人様からしたら、なんて事ないのかもしれない。


浮かれないようにしないと。


そんな事思ってる時点でご主人様に好意を持ち始めてる自分を否定出来ない。

ご主人様のこと、何にも知らないのに。

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