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溺愛メイド

第1章 1

1人の日は仕事が捗りすぎるので、身支度に時間をかけてみた。

ヘアアイロンで均等に髪の毛を巻くのは想像してたより難しかった。可愛い制服に可愛いカチューシャをするとあまりにもフリフリしすぎて恥ずかしい。
これ、ご主人様に見せられるかな、、、。

たまには、ご主人様に見られず色々試行錯誤してみるのも良いのかも、と考えながら仕事をしているとドアにノックがあった。


「おーい、もう帰ったんだろ?」

ドンドンとドアをノックして、ご主人様の名前を呼ぶ男性の声。
これだけ親しげに呼ぶのだから、お友達とかかな?
ご主人様の帰宅は明日の予定だけど、、、。


荷物は受け取っちゃいけないと聞いてるけど、この場合どうしたら、、、。


「あーもー、電話にも出ないし何してんの?」

何だか急ぎの用事な気がして思わず出てしまう。


「ぁ、あの、ご主人様は明日ご帰宅の予定です、、、」

ドアの向こうに立っていた男性はどことなくご主人様と似ていた。

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