テキストサイズ

溺愛メイド

第1章 1

今日は昨日と同じ銘柄で違うフレーバーこ紅茶。
ご主人様と私の分を用意すると、隣を指されたので昨日と同じく隣に座る。

「いただきます…」

今日はお菓子にダックワーズをくれた。
勿論ご主人様は食べないけど。
お菓子を食べ終えるとやっぱりまたご主人様はちょっと優しい目でこちらを見ている。

「おいしい?」

「おいしいです。ありがとうございます!」

「良かった。じゃあ、膝においで」

昨日と同じく手を引かれる。
ドキドキしながら座ろうとする。

「今日はこっち向いて。」
そう言って私はご主人様の方を向いて膝に乗せられた。

顔が近い!!
膝に乗ってるのに若干まだご主人様の顔の方が高い。居心地が悪くてモゾモゾしてるとお尻をぐっと引かれて更に接近する。

「えっ、あの、」
ご主人様の顔がこんなに近いのは初めて。
男らしさもありつつすごく整っている。
恥ずかしくて下を向いてしまう。

「こっち見て」
顎を軽く掴まれて目を合わさせられる。
顔が真っ赤になるのが自分でもわかる。
それを見てまたクスッと笑うご主人様。
いつものクールなカッコよさではなくて、なんか妖しい色っぽい表情。


私の顎を傾けて、一言
「昨日の、跡ついちゃったね」

昨日のことを思い出して更に恥ずかしい。
恥ずかしくて何も言えずにいると跡がついてる所をまたゆっくり舐められる。

レロ…

「うぅ…っ」
思わず腰を引くけどすぐ腰を引いて引き戻される。

「この制服気に入った?」
舐めるのをやめてまた顎を掴まれる。

「気に入りました。可愛いです。今日のもすごく」
普通の話題になって安心した私はちょっと笑顔になる。昨日は黒に白エプロンで、今日は青に近い紺に白エプロン。デザインも少し違うけど今日のも可愛い。

「良かった。俺が選んだから。下着も。」

「えっ?」


確かに下着は今まで定期的に配られたデザインなしの綿素材を使用していたが、初めてここでお風呂を借りてから別のものを支給されていた。

「サイズ合ってるか、確認しないとな」
また意地悪な笑顔になる。

「あの、サイズは大丈夫でした。」
下着見せるなんて恥ずかしすぎる!!
思わずスカートの裾をギュッと握る。

「そっか、じゃあ見せてくれる?」
だめだ、ご主人様命令だから逆らえないっ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ